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​龍山 Wall Art

龍 × 瀬尻のぶか凧

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瀬尻のぶか凧について

龍山町瀬尻地区には、江戸時代から初節句のお祝いに凧を揚げる伝統がありました。送電線が引かれたことなどが影響し、一時やらなくなった期間もありましたが、昭和50年ごろ、寺尾を中心に「瀬尻ぶか凧保存会」が結成されたことで、現在までこの伝統が継承され、毎年6月上旬に寺尾で実施しています。寺尾は眼下に天竜川を見下ろすロケーションにある集落で、川面の波の立ち方などで風を読み、山を吹き上がる南風を利用して、最大20帖にもなる凧を上げます。

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「ぶか凧」は、横長の四角形で骨が4本、上下についた糸目が2本。尾がなく、凧の頭に弓のような形をした「くじら」が付いています。「くじら」という名称は、昔、弦の素材にくじらの髭を使っていたからなのだそう。ぶか凧を飛ばした時のブーンという大きな音鳴りが特徴的で、大きな凧の音鳴りは国道152号線沿いまで聞こえてきます。

龍 × 瀬尻のぶか凧

龍山に多くの伝説が残り、地名にもなっている「龍」と、ぶか凧が一緒に飛んでいる様子をモチーフに描かれました。
(作:國分夢志)

國分 夢志 / ドラゴンアーティスト

2014 年、夢に現れた金龍にインスピレーションを受け、龍によって世界を繋ぐDragon Artist を志す。これまで世界中で約30,000人に詩や絵を書き下ろし、2022 年には「33m 一筆龍LIVE ART イベント」を主催。世界的ダンサーのケントモリ氏と共に龍を描き『一万人の夢手形龍プロジェクト』をキックオフ。日本や世界で夢や願いを込めた手形を集めながら神社仏閣山々を巡り、エベレストを目指している。

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